当院では最新の白内障器械を用いて安全な手術を行っています。
点眼麻酔で、濁った水晶体を超音波で砕いて吸引し取り除きます。
水晶体の代わりに「眼内レンズ」を挿入する手術です。
手術時間は5分程度で、痛みはほとんどありません。通常、片眼ずつ行います。

< 使用レンズについて >

使用するレンズは、従来の「単焦点レンズ」といわゆる「老眼」を軽減できる
「多焦点レンズ」をお選びできます。
また最近、多焦点レンズのデメリットであるハロー・グレアを軽減した
「焦点深度拡張型レンズ」も登場しました。
メリット、デメリットがそれぞれありますので、
ライフスタイルや目の状態に合わせて眼内レンズを選択できます。

単焦点レンズ

メリット
  • 見え方の質が良い
  • 保険適用で手術が可能
デメリット
  • ピントが1点に合うため、眼鏡が必要

多焦点レンズ(3焦点レンズ)

メリット
  • 遠方から近方まで裸眼で見える
  • メガネの使用が少ない
デメリット
  • 夜間のライトが眩しい
  • コントラストの低下
  • 選定療養のためレンズ代の費用負担が高い

焦点深度拡張型レンズ

メリット
  • 遠方から実用的な近方距離まで裸眼で見える。
  • メガネの使用が少ない。
  • 多焦点レンズと比べて夜間のライト眩しさが軽減できる
デメリット
  • 多焦点レンズと比べて、手元の距離（スマホ・新聞など）は眼鏡が必要。
  • 選定療養のためレンズ代の費用負担が高い

< 多焦点レンズの料金について>

多焦点レンズは選定療養の対象となります。
手術料金は保険診療で行い、レンズ料金は自己負担となります。
当院で扱っているレンズと料金は以下の表になります。

レンズの種類焦点タイプレンズ料金(税別)
Clareon PanOptix (ALCON)3焦点320,000円
Clareon PanOptix (ALCON)　乱視矯正用3焦点370,000円
TECNIS Odyssey (AMO)焦点拡張＋2焦点320,000円
TECNIS Odyssey (AMO)　乱視矯正用焦点拡張+2焦点370,000円
Vivinex Gemetric (HOYA)3焦点320,000円
Vivinex Gemetric (HOYA)　乱視矯正用3焦点370,000円
Clareon Vivity (ALCON)焦点拡張320,000円
TECNIS Maltifocal (AMO)2焦点220,000円

< 手術料金>

保険の種類手術料金（片眼）
3割負担約43,000円
2割負担約19,000円
1割負担約15,000円

＊高額医療制度がありますので、該当される場合は負担額が減額されます。

当院での治療

白内障手術、硝子体手術、緑内障手術、涙道内視鏡手術など、日帰りでの手術が可能です。
最新の手術機器を使用し、経験豊かな医師が執刀しますので安心して治療を受けられます。

現在の白内障手術の待期期間について

当院では、4週間程度以内で手術をお受けになれるよう努めております。

また免許の更新や、見えづらくお困りの患者様には、最短で対応させて頂きます。
白内障においても、水晶体が膨張してきたり、水晶体が偏移して眼圧上昇したり、
緑内障発作を生じるなど、急ぎでの手術が必要な場合は、即日対応させて頂きます。

お困りのことがございましたら、お気軽に当院までご連絡ください。